ロートベット放出の意味はどこに? ド軍24歳若手捕手にトレード浮上報道「将来が不透明な状況に」「トレードチップとして価値をもたらせるか、どうか」
若手捕手のラッシングの去就に注目が高まっている(C)Getty Images
来季世界一3連覇を目指すドジャースでは投手陣をリードする扇の要、捕手起用にも注目が高まる。
また今季、捕手陣が壊滅的な状況になったときに光る存在となったのはベン・ロートベットだった。
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今夏トレードでレッズから移籍してくると、現地時間9月4日にメジャーに昇格。正捕手のウィル・スミスやダルトン・ラッシングに故障が相次いだ時期に立ち向かったのがロートベットだった。
山本由伸と組んだ試合では直球主体のリードで好投を引き出すなど、レギュラーシーズン3試合で防御率0.86、大谷翔平とも2試合でバッテリーを組み、防御率0.00と安定感が光った。
特に山本とは9月6日のオリオールズ戦の9回二死までのノーヒットノーランの快投をアシストしたことも記憶に残る。
ポストシーズンにも奮闘、正捕手のスミスが戦線復帰するまで攻守に渡ってチームに貢献、存在感を示した。
そんなチームを支えたロートベットが11月12日にレッズへの移籍が発表されたときは、ドジャースファンの間からも嘆きの声が多く飛んだ。
米メディア『Dodgers Way』ではチームの捕手構想にスポットを当てた記事を掲載。「ドジャースの内部関係者がダルトン・ラッシングのトレードをほのめかすと、ベン・ロートベットの決断はより奇妙に感じられる」と題した記事の中でラッシングのトレードの可能性について触れている。





