薬物問題でロシア内部分裂!? ワリエワ突き放す女コーチに激怒同僚が中指立てポーズ

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 組織ぐるみのドーピング違反が14年ソチ五輪で発覚し、国家としての五輪出場が認められていないロシアだが、一枚岩というわけでもなさそうだ。ワリエワは4位に失速したが、トゥトベリゼ氏が指導するROCのシェルバコワ、トルソワが個人1位、2位とレベルの高さを見せつけた。ところが五輪女子で初めて4回転を5本成功させながら、銀メダルだったトルソワは、同氏が求めたハグに身をよじって拒否。「やめて!みんな知ってるのよ!」という意味深な言葉を浴びせて、その場を立ち去った。取り乱したトルソワは表彰式で、中指を立てる放送禁止のジェスチャーをとったほど。教え子に、かみつかれた形だ。

 トゥトベリゼ氏はかつて練習場を「工場」、選手を「原材料」に例えている。ロシア女子選手の入れ替わりは激しく、同氏が指導した18年平昌五輪金メダルのザギトワ、銀メダルのメドベージェワも若い世代に押し出されるように一線を退いた。選手を使い捨ての駒のように扱う言動や行動が、明るみに出てしまった今大会。冷徹な指導でも結果を出すことから「氷の女王」と呼ばれる名物コーチが、薬物問題の『黒幕』かどうかはわからないが、選手からの信頼を失ったことは確かだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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