“ドタバタ継投”で批判噴出のド軍ロバーツ監督は「誰よりも選手を守る」 ベッツたちが異論を唱えるように明かした信頼「出会った中で最高の監督だ」
「これだけ才能がある選手がいるチームで162試合を戦うのは本当に大変なんだよ。全員の個性をうまくまとめるのは誰だって簡単じゃない。でも、彼は常に『君たちを信じている』『愛している』と伝えてくれる。言葉だけでは説明しづらいが、彼は完璧にやり遂げる。間違いなく、僕がこれまでに出会った中で最高の監督だ」
また、35歳のベテラン打者マックス・マンシーも、「厳しくも、愛してくれた。そのことに疑問を持ったことは一度もない。彼はいつも俺を支えてくれたんだ」と明言。表舞台からは見えにくい指揮官の気遣いを語る。
「彼はいつも俺に対してすごく厳しい。高い基準を私に求めてくるんだ。でも、それは彼が俺のバックボーンを理解しているからこそできることの一つだ。(厳しく接しても)俺ならうまくやっていけるって分かってくれているんだ。
そして、ドッグ(ロバーツ監督の愛称)は誰よりも選手を守ってくれる。舞台裏で何が起こっているかを知っていても、決してそれを表に出すことはない。本当にチーム全員を支えてくれる。そして、誰かを犠牲にするようなことも決してしない。場の空気を読むのが本当に上手い。何かがうまくいかなかったら、たとえそれが彼にとって不公平だとしても、責任を受け入れる。それが彼のやり方なんだ」
結果が何よりも求められるシビアな世界だ。その中にあって、常勝軍団で9年にも及ぶ監督キャリアを積み重ねるロバーツ監督の存在は稀有。わずかな失敗はあろうとも、彼の存在をなしに、今のドジャースは語れないのも事実と言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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