大谷翔平を「MLBのかわいい女の子」と揶揄したオルティス氏に批判噴出! 元MLB捕手は異論「時代は変わった。君の意見は違う」
オルティス氏(右)の大谷(左)を揶揄する発言に周囲からも反発の声が相次いでいる。(C)Getty Images
米球界のレジェンドが放った一言が波紋を広げている。
物議を醸すキッカケとなったのは、かつてレッドソックスなどで活躍し、22年に米野球殿堂入りも果たしたデビッド・オルティス氏のコメントだ。ドミニカ共和国の放送局『Z101 Digital』のエクトル・ゴメス記者のインタビューに応じた際に、大谷翔平のMVPについて問われ、「彼らはいつも、私が指名打者だったからといってMVPをくれないという“問題”を持っていた」とキッパリ。さらに皮肉交じりの意見を続けた。
【動画】アジア勢最多に並んだ!大谷翔平が47号本塁打を放つシーン
「今年、『MLBのかわいい女の子』であるオオタニがMVPの獲得レースに出た時には、彼らが何を言うかを見守るつもりだよ。今のMLBは毎日のようにオオタニに50-50に到達するように奨励している。一方で、フランシスコ・リンドーア(メッツ)のような選手は抑制されている」
かつて「史上最強の指名打者(DH)」と称されたオルティス氏。2006年には54本塁打、137打点の打撃二冠王に輝くなど“異名”にふさわしい成績を残してきたが、キャリア20年でMVPの栄冠を手にはできなかった。
どれだけの好成績を収めようとMVPだけは与えられなかった。ゆえにフルタイムのDH選手史上初のMVPに輝く可能性が高まっている大谷に、異論を言わずにはいられなかったのだろう。