中日を退団したビシエドの去就は? 強打の一塁手をめぐって浮上する「球団名」「補強ポイント」とは

タグ: , , , 2024/10/7

 また強打の一塁手といえば、西武も補強ポイントにあがる。今季はここまで49勝91敗(2分け)とこちらも歴史的な低迷に苦しんでいる。シーズン途中には監督交代といった劇薬も用いてチームを前に進ませようとしたが、結果として戦力不足が目立ったシーズンとなった。

 ヘスス・アギラ―、フランチー・コルデロといった助っ人陣が機能しなかったことも響いた。西武においては、すでに日本ハムで来日1年目にして大活躍しているフランミル・レイエス獲得も視野に入れているとされる中、日本で実績を残している長距離砲は魅力的な存在となりえそうだ。

 近年では昨オフにもDeNAに長く在籍したネフタリ・ソトがロッテに移籍するなど、実績のある助っ人がほかの球団で再びひと花咲かせる例も増えてきている。獲得する球団側としても日本の野球に慣れている助っ人を獲得することで活躍が見込めること、なじみやすいという面もメリットに上がっている。

 またすでにビシエドは日本人選手扱いとなっていることで編成面においてはこの点も有利に働きそうだ。

 野球に真摯に取り組む姿勢も知られている。果たしてビシエドは来季どのユニホームを着ているのか。今後もその存在が注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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