DeNA 苦戦の一因は固まらない二遊間 どの組み合わせがベスト?

タグ: 2018/7/23

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今年は二遊間で計8選手を使っているが固定できない


 DeNAが上昇気流に乗れない。球宴明けの後半戦はヤクルト、阪神に2カード連続で負け越し。84試合を終えて38勝44敗2分の5位で首位・広島と10.5差まで離された。先発の軸と期待された今永、浜口、石田の不調も要因ではあるが、二遊間が固まらないのもラミレス監督の悩みの種だ。

二塁での先発出場(数字は今季全成績)
倉本 38試合   打率.230 1本塁打 10打点 1盗塁
山下 14試合   打率.233 1本塁打  3打点 0盗塁
柴田 11試合   打率.196 3本塁打  7打点 2盗塁
田中  9試合   打率.233 0本塁打  3打点 0盗塁
宮本  7試合   打率.160 2本塁打  2打点 4盗塁
石川  4試合   打率.286 0本塁打  1打点 1盗塁
ソト  1試合   打率.312 12本塁打 32打点 0盗塁

遊撃での先発出場
大和 63試合   打率.204 0本塁打 15打点 5盗塁
柴田 16試合   打率.196 3本塁打  7打点 2盗塁
倉本  5試合   打率.230 1本塁打 10打点 1盗塁

 二塁、遊撃共にレギュラーがいないチームは両リーグでも珍しい。昨年は二塁で柴田、石川、田中浩ら8人が出場したが、遊撃は倉本が全試合フルイニング出場。今年は大和を阪神からFAで補強した。倉本を遊撃から二塁にコンバートし、遊撃は大和で固定するのが当初の構想だった。

 守備範囲が広く、鉄壁の守りを誇る大和と守備の負担が軽減される倉本は最高の組み合わせに思えたが機能しなかった。大和は打撃不振に加え、左脇腹痛で今月5日に登録抹消。倉本も攻守で精彩を欠き、5月31日にファーム降格を味わった。大和、倉本が打撃不振、不在時に柴田、山下、新人の宮本、ベテランの田中浩、石川を二遊間で起用したが定位置獲得には至らず。22日の阪神戦(横浜)では「超攻撃型布陣」でソトが二塁で来日初の先発出場。バックスクリーンに一発を放ち、本職でない守備も無難にこなした。遊撃は二塁で打撃の調子が上がらなかった倉本が4試合連続先発出場した。

 広島は二塁・菊池、遊撃・田中が不動のレギュラーを張る。強いチームは二遊間が固定されている。DeNAは今後も選手の状態、相手との相性を考慮した日替わりメンバーで二遊間を組むのか、勝負の夏場に向けて布陣を固定するのか。ラミレス監督の手腕が注目される。

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[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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