石川達也の戦力外で左リリーフ不足が深刻化 DeNA、ドラフトは即戦力左腕を狙うか
身体全体を使って腕を振る、躍動感あるフォームが特徴的な東海大静岡キャンパスの宮原駿介も面白い存在。最速152キロの速球と切れ味鋭いスライダーを巧みに操り、静岡学生野球秋季リーグ戦では8試合59イニングを投げて78奪三振を奪った。奪三振率11.9と高い数字をマークしており、三振が求められるシチュエーションの多いリリーフに向いている。
また、法政大の吉鶴翔瑛も候補のひとり。バランスの良いフォームから放たれる最速151キロの速球は空振りを奪える。昨年秋のリーグ戦では防御率1.87をマークしてドラフト上位候補に名乗りを上げたが、今年春は防御率3.16とやや調子を落とした。秋のリーグ戦では5試合に登板して防御率6.08とコンディションを上げられずにいるようで、下位での指名になりそうではあるが、注目している球団は少なくない。
DeNAがどの順位で左腕を指名するのかは注目ポイントだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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