「落合さんだけ、替えなかったのは」原巨人と落合中日の「違い」 巨人の日替わりオーダーに球界内から疑問の目が向けられる理由

タグ: , , , , , , 2023/4/25

V奪回を誓っている原監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は先週末のヤクルト3連戦に6カードぶりの勝ち越し、最下位脱出と少し明るい兆しが見えてきた。

 打線では「新55番」秋広優人が23日のヤクルト戦でプロ初のマルチ安打を記録、2試合連続でスタメン起用されるなど、若い力も躍動、勢いを与えている。

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 一方、開幕時から注目を集めている「日替わり打線」については、球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は24日に更新した自身のユーチューブチャンネルで現在の巨人の戦いぶりについて言及している。

 現在、打順が固定できない要因には主軸の坂本勇人丸佳浩吉川尚輝ら本来レギュラーといわれる一部メンバーが不振に陥っていることが影響している。こういった点を受けて、高木氏は「(打線を)日替わりにしたくなる気持ちも分かる」と理解を示しながらも、「調子が悪い選手が多く、パズルゲームになってしまっている」とチームが落ち着かない状況を作り出してしまっていると見る。

 その上で同氏は、中田翔岡本和真大城卓三に加え、上記の3人をスタメンで戦うことを提言。「ほかのメンバーを替えて入れていくというのは、(レギュラー選手の)ゲーム感もなくなるし、調子のバロメーターというのが分からなくなる」として、固定メンバーで戦うことが、チーム浮上の鍵を握るとした。

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