元日本男子監督ブラン氏が語った日韓バレー界の“違い” 智将が明確にした環境の差「日本も発展には8年もかかった」
熱心な指導にも定評があるブラン氏。(C)Getty Images
日本バレーの進化を支えた智将が興味深い持論を展開した。
発信者となったのは、フィリップ・ブラン氏。2017年から日本男子バレー代表を指揮してきたフランス人監督だ。
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今夏から韓国のVリーグに所属する女子チームである天安現代キャピタル・スカイウォーカーズに就任したブラン氏は、現地時間10月16日に日刊紙『朝鮮日報』で、日韓両バレー界の違いについて語った。
2017年にヘッドコーチとして招聘されてから約8年に渡って、日本バレー界の変化を見届けてきた。その間に石川祐希などタレントの成長も支えてきたブラン氏は、「日本も今のような発展には8年もかかった」と力説。男女ともに代表の低迷がさけばれる韓国バレー界に長期的視野を持つことの重要性を語った。
「長い時間がかかっても長期的な計画が必要になる。私が日本代表のチームにコーチとして入ったのは8年前だ。当時、日本と韓国の代表チームは対等なチームだったが、今では大きな差がある」
日韓両代表の間に生じる「差」を明確にしたブラン氏は、国内リーグの質にも言及。「より良いバレーボールができる場が大事になる」と論じた。
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