「操作じゃないのか?」韓国メディアも柔道団体決勝の“疑惑のルーレット”を問題視 フランス有利の展開に皮肉も「勝っても無駄に疑われる」【パリ五輪】
さらに、同メディアは「ルーレットで出た結果も『開催国』フランスに圧倒的に有利だった。国民的英雄であり、すでに前日にキム・ミンソンを破って金メダルを獲得した男子最重量級である+100kgのテディ・リネールがいる+90kgに当たったのだ」と振り返り、「もちろん、リネールの実力に疑いの余地はない」と前置きしながら、「問題は、なぜフランスの必勝カードであるリネールの階級が、1/6の確率で出たのかということ」「コンピューターによるルーレット方式ということだけで、開催国が操作できると疑われるのは当然だ」と強調する。
今回の抽選方式に異を唱える同メディアは、トピックの終わりに「フランス柔道チームからすれば、実力で勝っても無駄に疑われるしかない。日本からすれば、なぜ『最強』のリネールがいる階級が選ばれたのか疑うしかない、そんな抽選方法だった」と皮肉を込めた言葉を並べた。
決勝戦では畳に立った両チームの選手による、死力を尽くす素晴らしい戦いが繰り広げられた。しかし、勝敗や試合内容以外で、どこか複雑な想いが残ったことも間違いないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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