「彼らは偶然のふりをした」柔道団体決勝をめぐって国際柔道連盟のSNSに世界中から批判殺到「3つ目のシドーはどこ?」【パリ五輪】
フランス代表の金メダル獲得を伝えた国際柔道連盟(IJF)のインスタグラムにも世界各国のファンから厳しい声が届くなど、大荒れの事態となっている。
IJFがフランスの金メダルを伝える投稿に対して、コメント欄にはさまざまな国の言語で批判が殺到。「本当の勝者は日本」「ランダムじゃないだろ」「彼らは90キロを選んで、偶然のふりをした」「とても不公平」など、選考方式に疑問の声が噴出した。
意見の中には、第5試合の男子73キロ級の対戦に目を向けるものもあった。
個人66キロ級で2連覇を果たした阿部一二三が、本来1階級上の男子73キロ級銀メダリストのジョアンバンジャマン・ガバと対戦。8分を超えた死闘となる中、ガバは先に指導2つを受け、その後も終始、阿部が攻め立てる展開が続いたものの、なかなか審判から3枚目の指導が提示されなかった。
これには「ガバは受動性のために第3のシドーを受けるべきだった」「3つ目のシドーはどこ?」など審判団の判定にこちらも疑問の声が出ている。
今回のパリ五輪柔道をめぐっては、様々な不可解判定問題が起こり、連日議論を呼んでいるが、最終日まで波乱の展開となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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