現役引退を撤回か パリ五輪で100グラムの超過で“衝撃失格”のインドのレスリング選手が沈黙を破る「時間は不公平だった」
「私が言いたいことは、私たちは諦めず、努力を続け、降参もしなかったということ。でも、時間は不公平だった。私の運命はそうなってしまった。私のチーム、そしてインドの仲間や家族にとって、目指していた目標や計画は未完成のようで、何かが常に欠けたまま。もしかしたら二度と元に戻らないかもしれない。でも、状況が変われば、2032年までプレーするかもしれない」
さらにビネシュは「とにかく私は国全体に感謝したい。私は本当に幸運だと思う。私の闘いを支えてくれてありがとう。まだ終わっていない、闘いは続く」とも力強く言ってのけている。
ショックも少しずつ癒え、沈黙を破った29歳。決意を新たにする彼女は、4年後のロサンゼルス五輪で失ったものを取り戻しに行く。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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