独女子選手たちも「疑問を抱いた」と赤裸々告白 大会運営に湧き出る不満「密閉空間で、紙皿で食事をするのは理想的ではない」【東京世界陸上】

タグ: , 2025/9/23

 今大会はサブトラックを本会場に隣接できず、約3キロの移動を選手たちが余儀なくされるなど、環境面での課題があったのは事実だ。ゆえに「東京は、私たちにとって必ずしも楽なものではなかった」(女子100m×4の出場者ジーナ・ルケンケンパー談)という声が上がるのも無理はない。

 一方で「郷に入っては郷に従う」の精神を体現する選手もいた。男子1500メートルに出場したロベルト・ファルケンは、「とてもストレスフルだった。誰にとっても難しい挑戦になったと思う」と正直な考えを打ち明けた上で、こう続けている。

「各チームの選手全員が同じ食堂の密閉された空間で、紙皿と使い捨てのスプーンやフォークを使って食事をするのは、正直に言って理想的ではなかった。僕は世界選手権の基準として、疑問を抱いたのは事実だ。でも、そんなものにエネルギーを費やすのは無駄だとも思っていた。外的な要因は後で悔やめばいいんだ。仮に最終的にうまくいっていれば、どうでもいい話になるんだ」

 一都市、それも都市部限定での開催ということもあり、環境面の整備が容易でなかったのは想像に難くない。それでも参加選手や指導者たちから「理想的ではない」と断じられた事実は、今後の国際イベント開催の糧にすべきと言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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