「もう本当に最高!」山本由伸メジャー1年目にしてワールドシリーズ制覇 で注目高まる"強運人生"
とはいえ山本のメジャー1年目も決して平坦ではなかった。
自身開幕となったパドレスとの開幕シリーズ2戦目に登板すると、いきなり強力パドレス打線につかまり1回5失点KOとほろ苦デビューとなった。
レギュラーシーズンでは7勝2敗、防御率3.00と試合を作るも、右上腕三頭筋の張りで6月から9月まで戦線離脱。チームが投手難に苦しむ中、自身にとってもはがゆい時間を過ごすことになった。
ナ・リーグ地区シリーズから本格復帰を果たすと特に圧巻のパフォーマンスを示したのはダルビッシュ有との投げ合いとなった、パドレスと戦った第5戦の内容だった。5回無失点と完ぺきな内容でその後に続く道を開いた。
ワールドシリーズでも本拠地で行われた第2戦に先発、7回途中1失点と好投、勝利投手となっていた。
インタビューの最後には日本のファンに向けても「応援ありがとうございました。この喜びをかみしめて、また頑張りたい」と前を向いた。
背番号18の更なる飛躍、来季は二刀流に復帰すると見られている大谷との共闘シーズンにも引き続き、注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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