ドジャース首位奪還も…選手層への不安要素を指摘する声 現地メディアが投手・外野の戦力不足を強調「負傷者の多さは今季を象徴する不運」

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首位奪還を果たしたドジャースだが、不安要素は消えないままだ(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間8月15日からのパドレスとの3連戦を全勝し、鮮やかに首位奪還を果たした。それまで4連敗を喫し迎えた首位攻防戦、苦戦が予想されながらもドジャースは3試合とも序盤から優位に立つ展開となり、直接対決でスイープを達成。この結果により、ライバルを一蹴した昨季王者が終盤戦へ向けさらに勢いづくことへ期待が膨らむ一方で、現在のチーム状況を不安視する声も上がっている。

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 本拠地にパドレスを迎えた3連戦、ドジャースはクレイトン・カーショウ、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーの実績十分な3投手をぶつけ、それぞれが好投し勝利に繋げた。いずれも今季途中に故障から復帰しており、重要なゲームでしっかりと自身の役割を果たしている。

 だが、今なお投打とも負傷者リスト(IL)入りとなっているプレーヤーも少なくない。パドレスとのカード直前にはマックス・マンシーが今季2度目のIL登録に。プレーオフ争いが佳境を迎える中、常にドジャースは主力選手の故障に悩まされながらの戦いが続く。

 現地メディア『MARCA』米国版の中でも、ここまでの選手層への考察を行っている。8月17日、パドレス戦の連勝を伝えた上で、今季のドジャースに対し、「負傷者の多さは今季を象徴する不運だ。一時期には投手陣だけで16人が戦列を離れた。復帰の遅れだけが要因ではないにせよ、王者が人手不足に悩まされていないという主張は説得力を欠く」などと指摘。

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