「ドジャースは単純にやりすぎだ」物議を醸す“後払い”に元球団社長が私見 規制の動きが進むとの見通しも
また、『Sportsnaut』もサムソン氏の見解を受け、昨オフからのドジャースの動きについて、「明らかにチームは2020年代に複数のタイトルを獲得するために、この戦略を極限まで活用している」と指摘する。
さらに、「この戦略を実行するチームがほとんど存在しないことが、MLBが対策に乗り出す後押しとなった可能性が高い。この手法に関する規制は、2026年以降に始まる新たな労使協定が締結される前に実施されるとみられている」などと見込んでいる。
もはやドジャースの「お家芸」とも称されている年俸後払いの手法が、チーム強化に計り知れない影響を及ぼしていることは間違いないだろう。今後行われると予想されるMLB機構による対策で、すでに生まれつつあるドジャースと他球団の「格差」をどれだけ埋められるのか、大いに注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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