今オフも大物獲りは確実…総年俸500億円のド軍に生まれた134億円の“余裕” 底なし資金調達が成立したワケ
世界一となってもなお、戦力強化に向けた手を緩めようとはしないドジャース(C)Getty Images
3年連続ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャース。1998年から3連覇を果たしたヤンキース以来の“快挙”が期待される来季に向けた戦力強化は、早くも水面下で動き出している。
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もっとも、ドジャースは25年シーズンの開幕時にチーム総年俸が30球団最高額の3億2800万円(約500億円)を計上。課税ラインを超過する事態となっていたが、今オフも積極補強の噂は尽きない。
なぜ彼らは補強に動けるのか。無論、チームの安定した収入状況が大きな要因ともなるわけだが、こと今オフに関しては“コストカット”によって生まれた「財源」が関係しているという。米全国紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、ドジャースは、今オフに計8700万ドル(約134億2000万円)の資金を手に入れたとすっぱ抜いている。
背景にあるのは、今オフに複数人をFAで放出した人事にある。現地時間11月10日にはマイケル・コンフォート、アンドリュー・ヒーニー、エンリケ・ヘルナンデス、マイケル・コペック、ミゲル・ロハス、カービー・イェエツの6人をFAとした。加えて年俸840万ドル(約13億円)だったクレイトン・カーショーも引退。予算の上澄みに成功した形だ。
今オフのドジャースについてナイチンゲール記者は「FA市場で最も積極的になるチームだ」と予測。「彼らは依然として積極的な姿勢を見せており、少なくとも高額クローザーを獲得するはずだ」と論じている。






