ドジャースは「現代野球の象徴」 NYメディアが抱く危機感「中核は健在」「大物補強もほぼ失敗しない」
獲得した大物が結果を出しているのはドジャースの強みだ(C)Getty Images
2025年のワールドシリーズを制したドジャースは、球団史上初であり21世紀で初めてとなる連覇を成し遂げた。一昨年オフでの大谷翔平の獲得をはじめ、投打で大物選手を揃えるなど圧倒的な戦力を構築し、2シーズン連続で王座を獲得している。
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すでに選手からも次なる目標として、「3連覇」の声が聞こえてきており、現在のドジャースの勢いを見ても、達成への期待が膨らむばかりだ。大谷、山本由伸がそれぞれ攻守で軸として定着し、ポストシーズンでは押し込まれる展開もあった中、最後まで接戦を勝ち切るしぶとい戦いも演じた。選手層の厚さに加え、試合巧者ぶりも示したドジャースが、来季も頂点に最も近い存在と言えるだろう。
シーズンが幕を閉じた現在、そのドジャースの強さには、米国内で高い関心が向けられている。ニューヨークのスポーツ情報を発信する『heavy』が連覇を果たした世界王者を特集記事の中で扱っており、「ドジャースの圧倒的な強さは現代野球の象徴となった」などと分析する。
同メディアは、「ショウヘイ・オオタニ、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミス、ヨシノブ・ヤマモト、そしてブレーク・スネル。ロサンゼルスは、MLBでも屈指の層の厚いバランスの取れたロースターを誇る」などと評価。その上で、「彼らはすでに2年連続でワールドシリーズを制し、1998年から2000年にかけてヤンキースが達成した3連覇以来となる偉業を狙っている」と伝えている。






