批判を浴びても大型補強は止めない ド軍GMが明かした“青写真”「あらゆるシナリオを検討している。可能な限り強くしたい」
全ては勝利のため――。ドジャース幹部の意欲は尽きない(C)Getty Images
近年のMLBでオフの名物ともなっているドジャースの大型補強。他球団をあっと言わせる巨額投資によって矢継ぎ早に移籍市場の人気銘柄を射止める“やり方”は、大きな話題を生むとともに、一部では「野球界を壊している」と批判も浴びる。
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25年シーズン開幕日の総年俸が30球団最高の3億2800万円(約500億円)に達したドジャースは、言わずと知れたタレント軍団。球界随一の戦力を誇るチームだが、強化に余念がない。今オフも6人をFAとして放出し、計8700万ドル(約134億2000万円)のコストカットに成功。すでにFA市場で積極投資をするという憶測は尽きない。
球団の財力に物を言わせる強化プランには、野球ファン、そして関係者からのひがみにも似た批判の声が噴出。一部のオーナー間では、戦力の均等化を図るためのサラリーキャップ制の導入が求められているとされるほどだ。
もっとも、ドジャース首脳陣は周囲の喧騒など意に介さない。現地時間11月12日、MLB公式ネット局『MLB Network』の番組に出演したブランドン・ゴームズGMは「我々が気にしていることは毎年、最高のチーム作りをして、グラウンドに送り込むことだけだ」と断言。「何を言われようと勝つことだけに集中している」と持論を展開した。
「我々のチームにエゴはない。だからこそ勝てるチームとしてい続けられる」






