打率1割に終わった25億円男に見切り? ドジャースが“切り込み隊長”のトレード獲得を画策か「外野に未解決の問題を抱えている」
リードオフマンとしてレッドソックスの“核”となったデュラン(C)Getty Images
MLBはワールドシリーズ開幕を目前に控え、いよいよポストシーズンも最終盤を迎えようとしている。そんな中、着々と動き始めているのが、各球団の補強動静だ。今オフも国内外の有力選手が移籍市場での人気銘柄となっており、トレードを含めたメガディールは必至の情勢になると見込まれている。
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水面下での交渉合戦が始まろうとする中で、トレードでの争奪戦が必至となりそうなのが、レッドソックスの外野手ジャレン・デュランだ。
現在29歳のデュランは長打力が備わり、21本塁打を放った24年に定位置を確保。今季は157試合に出場して、打率こそ.256ながら、リーグトップの13三塁打に加え、16本塁打、出塁率.322、長打率.442、24盗塁の好成績を記録。スピードとパワーを併せ持つリードオフマンとして活躍した。
いまだFAまで3年の期間を残しているデュランは高給を必要としない。ゆえに外野の陣容が手薄なレッドソックスにおいては“非売品”のようにも思える。だが、チームは今冬に見返りを求めた放出を画策しているという。
元ナショナルズのGMであるジム・ボウデン氏は、米メディア『The Athletic』で「デュランの名前はトレードの噂で何度も挙がっていて、レッドソックスはこの冬に彼を手放すことになる」と断言。移籍先の候補として、フィリーズ、タイガース、ガーディアンズ、レンジャーズと列挙した上で「大きな見返りは必要になるが、特に魅力的なのはドジャースだ」とした。






