「感覚的には冒涜かもしれない」大谷翔平“ばかり”の日本に米記者が見解 列島中で消えない偉才に「もう勘弁してくれ」

街中でもいたるところに広告が出ている大谷。(C)Getty Images
二刀流スターに溢れる列島に米記者からも思わず“本音”が漏れた。
現地時間3月18日に東京ドームで行われたドジャースとカブスのMLB開幕シリーズは、4-1で前者が勝利。大入り満員となった球場は大いに華やいだ。
【画像】パパがいないと寂しい?大谷翔平が実際に投稿したデコピンの写真
今年の開幕シリーズは、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、鈴木誠也、今永昇太という5人の日本人選手が“凱旋”するとあって話題沸騰。ロンドンやメキシコで実施されてきたMLBのワールドツアーの中でも突飛な盛り上がりを見せている。
そんなメガ興行の“顔”と言える存在となっているのが、ドジャースの大谷だ。日米メディアの取り上げられ方はさることながら、街中の広告やテレビCMでも二刀流スターの姿を見ない日はないと言っても過言ではない。
日本で異彩を放つ大谷。その光景を来日して目の当たりにしたアメリカのコメンタリーからは驚きとともに、皮肉が飛んでいる。
米スポーツ専門局『ESPN』のドジャース戦での実況を務めるステファン・ネルソン氏は、MLBの公式ネット局『MLB Network』の取材に対して「日本の街中はオオタニだらけだ。彼の顔を唯一見ないのは、自分のホテルの部屋だけと言ってもいい」と強調した。
「日本の道を歩いていると、『もう勘弁してくれ』と言いたくなるほどオオタニばかりなんだ。ヒーローどころか、もはやスーパーヒーローっていう扱いなんだ。なんというか、アベンジャーズの一員のような感じ。もう冗談抜きで、その次元に彼はいる」