中日も絶対強くなる 球界OBから指摘された「キーマン4人の名前」
現役ドラフトで加入した細川はチームで存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
中日は9月10日の巨人戦(東京ドーム)に1-2と敗れ、東京ドームでの戦いは9連敗、借金は今季最多の「29」まで膨れ上がった。
先発の柳裕也は6回2失点と試合を作るも、打線が低調。7回に石川昂弥の適時打で40イニングぶりの得点を奪うも反撃はそこまで。相手の好守にも阻まれ、惜敗となった。
【動画】石川昂が10日の試合で7回に適時打をマーク、チームにとっては40イニングぶりの得点となった
この日の敗戦でクライマックスシリーズ(CS)出場の可能性が消えた。今季は若手の積極起用を打ち出し、チーム改革を図っている立浪和義監督にとっても、2年連続の屈辱となり、厳しい現実が突きつけられている。
昨年に引き続き、最下位と低迷するチームをめぐっては球界内からも様々な考察の声が出ている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は10日に自身のYouTubeチャンネルを更新。中日の現状についても言及している。
週末3連戦の各球団の戦いぶりを振り返る企画の中で、高木氏は中日の今後に向けての明るい材料に目を向けた。
10日の試合では7回に若き主砲、石川昂が適時打で点を奪い、これがチーム40イニングぶりの得点となった。
高木氏はこの石川昂含め、ブライト健太、オルランド・カリステ、細川成也の4人の名前を挙げ「すごく可能性のある4人」「この4人を軸にチームを作っていくと中日も絶対強くなるよ」と話した。
2年目外野手のブライト健太は今月8日の巨人戦から再昇格を果たすと、3試合連続安打を放つなど、存在感を示した。走塁、守備面ではまだまだ粗削りな部分もあるが、身体能力の高さは球界内でも認められている。今後チームの主軸へと成長を期待される選手でもある。