V奪回を目指す中日が狙うべき「FA宣言選手」は? 注目の「常勝軍団の血」「ベテラン捕手」の存在も
そして、則本は長年楽天のエースとして君臨したが、2024年以降は救援に転向。先発・リリーフともに実績のある投手だ。今季まで推定年俸3億円の7年契約を結んでいたが、満了と同時に海外FA権を行使している。日米での争奪戦が考えられ、チャレンジングかもしれない。ただ、三重中京大出身と地縁があり、かつての女房役・嶋基宏ヘッドコーチの就任も追い風になるか。
野手では伊藤光(DeNA)の獲得が考えられるか。オリックス、DeNAで18年間マスクを被ってきた名捕手も、今季出場6試合と所属チームでは捕手陣の層も厚く、出場機会が減っていた。中日は石伊雄太が1年目でレギュラー格になったものの、2番手以降は混沌。木下拓哉、宇佐見真吾、加藤匠馬と30代の捕手が多くいるが、DeNAよりはチャンスが生まれるのではないか。ちなみに、伊藤は愛知県出身。故郷に錦を飾るのはどうだろう。
[文:尾張はじめ]
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