中日5位転落、遠のくCS進出…背景にある「勝負どころの9月の失速」「エースの不振」
井上監督も選手の背中を押すことができるか(C)産経新聞社
中日は9月12日の広島戦(マツダ)に0-9と大敗。残り14試合で3位DeNAとの差は5.5ゲーム差と開き、目指すCS進出には厳しさが増している。
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先発の柳裕也が味方のミスもからみ、4回9安打6失点とKO。打線も相手左腕、森翔平を攻略できず、今季22度目の完封負けとなった。
一時は3位に2ゲーム差以内とCS進出に期待感を抱かせる勢いも示していたが、勝負の9月に入って10試合で3勝7敗と大きく負け越していることも響いている。
本来、9月に入って勢いをつけていかなくてはいけないところで息切れ。8月終盤は4連勝と盛り立てたが、8月31日のDeNA戦では藤浪晋太郎に対して、左偏重オーダーで白星を献上、連勝もストップとなった。
また、シーズン全体としては開幕投手を任された高橋宏斗の不振も響いた。
若きエース候補はここまで23試合に投げ、6勝9敗、防御率2.84(12日現在)。チーム勝ち頭がベテラン左腕の大野雄大(9勝)と先発陣で2桁勝利をあげた投手がいないところにも、チームの窮状が現れていた。
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