指導力は折り紙つき?中田翔の加入で期待される中日の”若きスラッガー”たちの飛躍
秋広の飛躍を後押しした中田。中日でも兄貴分としての働きが期待される(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人から自由契約になっていた中田翔の中日入りが決定。中日は今シーズン12球団ワーストの390得点、71本塁打と打撃陣が振るわなかった。加えて、長年ファーストをが守っていたビシエドは今シーズン、打率.244、6本塁打、23打点と不調。来日して初めて本塁打数が一桁に留まった。来シーズンからは日本人選手扱いになり起用しやすくなるとはいえ、クリーンアップを担わせるには不安が残る。
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今シーズン92試合の出場ながら15本塁打放った中田が加入したことで、得点力不足だけではなくファースト問題も解消されるため、中日としては願ってもない補強となった。
中田加入によってビシエドにも火が付けば、チーム内競争も活性化するだろう。本塁打を狙える選手が加入しただけではなく、打線のパターンも増えたことによって来シーズンの中日の得点力は確実にアップするはずだ。
さらに、中田加入の効用はそれだけではない。
中田は過去にトラブルがあったとはいえ、基本的には後輩の面倒見が良い兄貴肌。巨人では打率.273、10本塁打、41打点をマークして後半戦は不動のレギュラーになった秋広優人の飛躍に、中田の存在が一役買った。
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