最下位に低迷する中日に 球界OBから指摘された「来季への改善ポイント」

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 ほかにも注目選手に関しては、立浪和義監督も期待をかける若き主砲、石川昂の名前もあがった。「個人的には普通(の数字)、4番の石川となると物足りない」(中村氏)。プロ4年目にして今季は112試合に出場、打率・240、13本塁打、43打点(21日現在)。昨年と比べても格段に出場機会を増やしたが、チームが求める4番打者としてさらなる飛躍を求めた。

 宮本氏も石川昂に関してはチーム構想があることを理解しながらも、「段階を踏んで4番を打たせたほうがいい」といきなり4番を与えるのではなく、段階を追って、成長を待って打順を与えていくほうが本来は理想の形と話した。

 三塁守備に関しても「自分の守備範囲で捕ればスローイングも悪くないが、1、2点リードだとあの守備は怖いよね」(中村氏)と安定した守備力を求めるシーンもあった。

 立浪監督は就任2年目にして今季は若手の積極起用を打ち出し、現役ドラフト組の細川成也の成長など明るい材料もありながら、なかなか勝ち星に届かず苦しい戦いを強いられた。

 来季はいよいよ勝負をかける3年目となる。今シーズンの反省を生かしてどんなチームに生まれ変わらせるのか。声援を送り続けたファンのためにも改めてチーム浮上が必須となりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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