中日の低迷脱却のキーマンは?球界OBが石川昂也、高橋周平を指名!
今オフ、大型トレードが話題となり、来季へ向け大幅なチーム改革を行なっている中日。2023年は低迷打破のシーズンとすべく、主力の顔ぶれが大きく変わっていくことが予想されている。
その中でも、引き続き中心選手として期待が寄せられ、新シーズンでの奮起が求められているのが石川昂也と高橋周平の二人だ。今季プロ4年目を迎える石川は、昨季、レギュラー定着が期待されたものの左膝の負傷により夏場を前に戦線を離脱。初の開幕一軍、さらにプロ初本塁打も記録していただけに、本人ならずとも悔やまれるシーズンとなった。
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また、中日ナインのキャプテンも務めるなど野手陣の中心的存在だった高橋も、昨季は開幕直前に負った左足首の捻挫により2軍スタート、さらに8月にも右わき腹を痛め登録を抹消され、出場もわずか78試合にとどまっている。
打撃陣の、そしてチームの支柱としての期待も大きかった石川、高橋の両選手。もちろん今季、巻き返しのためにはこの二人が、今度こそ先頭に立たなければならないことは明らか。そしてファン同様、球界大物OBからも、両者のチーム内での位置付けについてコメントが発せられている。
現役時、千葉ロッテで長年レギュラー捕手として活躍した里崎智也氏が自身のYouTubeチャンネルの中で石川、高橋への想いを語っており、昨年を振り返りながら、今季の活躍へエールを送っている。
里崎氏は、石川についてシーズン前より周囲からの評価、さらに期待も高かったとして、不本意なシーズンとなったことを嘆いた。また、昨季37試合出場、打率・225、5本塁打、19打点に終ったことで、怪我は仕方ないとしながらも「1年間働けなかったことにビックリよ。まだ若いのに、21歳」とポテンシャルを生かせなかったことを不満気味に述べている。