佐藤龍世の電撃加入と細川成也の復帰で最適解はどう変わる? 改めて再考してみた井上中日の「ベストオーダー」は?
これまでの打順でもある程度は回せるとは思う。ただ、より得点効率を上げるべく、筆者はこのようなオーダーがベストだと考える。
(右)上林誠知
(三)佐藤龍世
(中)岡林勇希
(左)細川成也
(一)ボスラー
(遊)村松開人
(捕)石伊雄太
(二)田中幹也
(投)――
要は「佐藤と細川の打順を上位に持っていこう」ということだ。打線の肝になるのもこの二人である。2番に田中幹也や山本泰寛といった「つなぎ役」を置くのが今季の特徴だが、別のオプションを持っても良いのではないか。佐藤の四球奪取力と逆方向に大きな打球を飛ばせる特徴は最大限使っていきたい。
イメージは上林と二人で1点を取り、OPS上位の岡林と昨季まで2年連続20本塁打の細川で確実に追加点を狙う。そして、ボスラーの本塁打で走者を一掃。村松開人からまたチャンスをつくっていく――。これはもちろん理想だが、野球が点取りゲームである以上、得点を生み出せる打者になるべく多くの打席機会を与えるのは理にかなっているはずだ。
20日からはパ・リーグ首位の日本ハムを本拠地に迎える。これ以上ないタフな相手だが、チーム全体で工夫して勝利をつかみ取りたい。
[文:尾張はじめ]
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