来シーズンの中日は外野手争いが過熱?フェニックスリーグでブライト健太と鵜飼航丞が躍動
細川(写真)や大島が軸となる中日外野陣。ブライトと鵜飼が台頭すれば層の厚さは増す(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
10月30日に「みやざきフェニックス・リーグ」の全日程が終了した。2年連続最下位に沈んだ中日は、7勝9敗で終了。レギュラーシーズンほどではないが、フェニックスリーグでも十分な結果を残せなかった。とはいえ、明るい材料は決して少なくなかった。
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特に目立ったのはブライト健太。16試合すべてに出場して打率は.328、3本塁打、11打点、OPS.909はいずれもチームトップ。2021年ドラフト1位に加入して、今シーズン初めて一軍の舞台でプレーしたが、打率.241こそまずまずだったがOPSは.633と悪くはない。フェニックスリーグの成績も鑑みると、来シーズン爆発しそうな雰囲気をまとっている。
また、ブライトと同期入団した2021年ドラフト2位の鵜飼航丞も、7試合のみの出場だったが打率.310と好成績。ブライトよりも早く一軍デビューを飾った鵜飼は2022年に4本塁打をマークしたものの、さらなる飛躍が期待された2023年は3本塁打に留まり、打率も.143と振るわなかった。フェニックスリーグで結果を残して、良いイメージを持って来シーズンに臨めるため、鵜飼も注目したくなる選手の1人だ。