【中日】柳ラスト登板も打線の援護なし 球界OBから指摘される「機能しなかったポイント」
今季チームの貧打線を招いている要因の一つに、外国人選手の不振もあるとされる。
ともにドミニカ共和国出身で今季から入団したアリスティデス・アキーノはわずか20試合に出場し、打率・154、1本塁打。後半戦から再度、一軍に合流したオーランド・カリステも40試合に出場し、打率・234、4本塁打にとどまっている。
特にアキーノに関してはメジャー通算41本塁打を誇り、チームに足りない大砲候補と目されながら、本塁打はわずか1本と厳しい成績となっている。
森氏はこのアキーノがクリーンアップなど中軸を打てるようになれば、Aクラスの可能性もあると田尾氏に話していたというが、実際に助っ人不振がチームの成績に直結してしまっている。
今季は立浪和義監督の方針の下、ナインは大幅に若返り、成長過程を支える大きな力として助っ人のパフォーマンスも期待されたが、機能しなかったのが響いたというのだ。
春先には投手陣でもWBCにキューバ代表として出場したジャリエル・ロドリゲスがチームに戻らないというアクシデントもあった。
助っ人に関して投打にわたって誤算続きだったことも最下位に沈むチームの足を引っ張ったようだ。
チームも残り7試合、こうなれば少しでも来季につながる若い力の台頭や明るい材料をファンも期待している。野手も意地を見せられるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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