最下位に沈んだ中日の補強の問題点を球団OBが指摘 「外国人野手はいらない」という理由とは

タグ: , , , , 2023/10/5

 また仮に野手を獲得する場合にも毎年のように大金を払いながら、なかなか定着できない点を踏まえて中村氏は今後獲得に乗り出す外国人野手に関しては「体が大きいとか球が速いとか、技術的にはまだまだだけど年齢が若くて魅力のある選手を育成のように獲って育てる。その方が並行して日本の野球にも慣れる」と持論をのべた。

 外国人選手の魅力に関しては日本人選手にはない球の速さとか長打力など規格外のパワーをあげながら、そういった若い選手を「3年ぐらいの期間かけて」日本野球への適応力を身につけさせたほうが結果的にはいい方向に結び付くのではないかとした。

 チームには「成功例」もある。今季も48試合に救援登板し、32セーブ、防御率は驚異の0・39と抜群の安定感を誇った守護神、ライデル・マルティネスは当初育成契約からスタート。今季日本球界7年目のシーズンとなったが、じっくり育てて、ここまでの地位を築いたことで知られる。

 投手でもこういった成功例があることから、同様に野手も将来性を見越して若い選手を一定数獲得して育てていく方法もあると提言した中村氏。

 2年連続最下位に沈んだチームでは野手陣の得点力アップも大きな課題とされる。ただ選手も一気に育つわけではない。様々な方法を摸索しながら前に進めていくことが求められそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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