エース柳裕也の熱投も空しい援護率「0.55」 立浪ドラゴンズの“無援護地獄”はいつまで続くのか【中日】

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立浪監督の下で厳しい時間を送っている中日。とりわけエース柳は味方打線に見放され続けている。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 竜のエースは好投空しくふたたび敗れた。9月17日に本拠地で行われた広島戦に、中日の柳裕也が先発登板。8回(117球)を投げて、被安打4、2失点と力投を見せたが、味方打線の援護がなく、今季11敗目を喫した。

 昨年8月の阪神戦以来となる本拠地での白星を狙ったが、無情のマウンドとなった。

【動画】満員のドームに立ち込めた無情のため息 柳裕也の失点シーンを見る





 柳自身は好調だった。立ち上がりから快投を披露して5回までは、赤ヘル打線を被安打2、無得点と封殺。6回に羽月隆太郎と小園海斗のタイムリーで2点を献上。それでも8回を投げぬき、今季16度目となるQSは達成した。

 しかし、打線が柳の好投に応えられなかった。この日は再三にわたって得点機こそ作ったが、4つの併殺を記録する拙攻ぶり。今季のチーム得点圏打率.223、今月に入ってからは.083(73打数6安打)という竜打線はここぞの一本が出ずに、無得点……。エースの力投に報いることができなかった。

 もっとも、柳が味方打線の援護に恵まれないのは今に始まったことではない。それは何よりも彼の成績が物語る。今季23試合に登板している右腕は、150回1/3を投げて、自責点43で防御率2.57(リーグ6位)。さらに被打率もリーグ4位の.226、WHIP1.13という好成績。にもかかわらず、彼は4勝11敗と大きく負けが込んでいるのだ。

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