立浪中日 貧打線の元凶は「一丁上がり」パターン? 「身内」も認めた打てない理由とは
期待されながら就任1年目で最下位に沈んだのが立浪監督率いる中日だ。
近年は投高打低が改善点とされながら、今季もそのウイークポイントが響く形となった。
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チーム打率は・247とリーグ4位ながらチーム総得点はリーグだんとつ最下位の414得点。チャンスで打てない、「貧打線」の原因はどこにあるのか。球界OBの間からは様々な意見が出ている。
19日に更新されたYouTube「野球いっかん」では、ヤクルトOBの宮本慎也氏と今季中日で一軍内野守備走塁コーチを務めた荒木雅博氏が今季の中日の戦いぶりについて振り返っている。
宮本氏が「僕の考え」としながら得点力が上がらなかった要因として指摘したのは打者が「チャンスで強い打球を打とうとしすぎている」点だ。「どうやったら点が入るかというよりも、とにかく自分が強くいい当たりを打ちたいという風に見える」とした。
その上で打ち取られるパターンにも言及。①まず初球の変化球を見逃す②追い込まれまいとして2球目の落ちるボール球を振る。こうすることでカウント0ー2と投手有利のカウントとなってしまい、打ち取られるパターンがシーズン中、多く見られたという。
この宮本氏の指摘には現役首脳陣としてチームを近くで見守った荒木氏も「そうですね・・・」と認めざるをえなかった。
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