「外れ外れドラフト1位」で大ブレークしたヤクルト・山田哲人の凄さとは

タグ: , , 2018/10/31

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回は前人未到の3度目のトリプルスリーを今季達成したヤクルト・山田哲人選手についてお話させて頂きます。

・合わせて読みたい→
中村紀洋 守備を磨いたヤクルト・山田哲人の打撃はもっと良くなる(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/tetsutoyamada-batting-better/)


 私は09年オフにヤクルトにコンディショニング・コーディネーターで入りました。山田選手は10年のドラフト1位で入団。日本ハム・斎藤佑樹投手を抽選で外し、楽天・塩見貴洋投手も抽選で外し、「外れ外れ1位」で指名したのが山田選手でした。

 将来を嘱望されて高卒で1位指名されたけれども、目立った活躍ができずに戦力外になった選手を何人も見てきました。見たこともない高額の契約金を手にした影響で浮ついてしまい鍛錬することに没頭しきれなかった選手や、球団からの期待の大きさゆえに重圧を感じて自分を見失ってしまった選手…大卒や社会人卒の選手と違い社会経験が少ない分、球団の育成方針が重要であると共に選手も自分を律する高いプロ意識が求められます。





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