今年こそ正月太りにさよなら!冬だからできる簡単ダイエット法
3.お正月太りを防ぐコツ
ここからは、お正月太りを防ぎたい人に向けて、ダイエットに効果的な食事のポイントをお伝えします。
3-1.調理法は「茹でる・蒸す」を選ぶ
同じ食材でも、調理法によってカロリーが変わります。たとえば、肉を食べるのであれば、焼肉よりもしゃぶしゃぶのほうが余分な脂が落ちやすくなります。このように、揚げたり焼いたりするよりも「茹でる・蒸す」のほうがダイエットに適しているといえるでしょう。
3-2.たんぱく質を意識して摂る
痩せやすいからだ作りのためには、運動と併せて日常的にたんぱく質を摂取するのがおすすめです。筋肉を育てるにはたんぱく質が必要です。鶏ささみやかつお、乳製品などのたんぱく質を多く含むものを積極的に食べるようにしましょう。(※3)
3-3.間食は「回数・量・質」に注意する
間食の回数を減らすことは大切です。しかし、間食を急に断つと、反動で過食につながる可能性があります。そのため、無理に間食をやめるのではなく、食べるものや量を意識するのが大切です。スナック菓子やケーキではなくフルーツや和菓子を選び、小皿に移して食べ過ぎないように工夫しましょう。(※4)
4.肥満対策には漢方薬も役立つ
痩せやすいからだ作りのためには、漢方薬を活用するのもおすすめです。自然由来の成分が根本的な原因にアプローチし、太りにくく痩せやすい体質を目指せるのが大きなメリットです。
ダイエットには、「脂肪の燃焼を促す」「脂肪の吸収を抑制する」「血流をよくして基礎代謝を上げる」「水分の循環をよくして老廃物を排出する」などの働きのある漢方薬を選びましょう。
<ダイエットにおすすめの漢方薬>
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):脂質代謝機能を改善し、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。食欲旺盛で、おなかの脂肪が気になる人や便通が悪い人におすすめです。
大柴胡湯(だいさいことう):自律神経の乱れを整え、ストレスによる過食を減らすのに役立ちます。イライラしてドカ食いしてしまうような人や便通が悪い人におすすめです。
どの漢方薬を選べばいいか悩むときは、お手頃価格で利用できるオンライン個別相談サービスの「あんしん漢方」がおすすめです。漢方のプロがあなたに合った漢方を見極め、自宅に郵送までしてくれますよ。
5.正月太りには早めの対策を!
冬はダイエットには最適な季節です。外に出て運動をするのは少し億劫かもしれませんが、食事管理や漢方薬など、無理のない範囲で続けられそうなことから始めてみましょう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
参考サイト
(※1)健康長寿ネット「冬の寒い時の運動の注意点」公益財団法人長寿科学振興財団
(※2)特集:心因性発熱,機能性高体温症の基礎と臨床アップデート 斉藤昌之「褐色脂肪組織による熱産生と体温・体脂肪調節」
(※3)健康長寿ネット「三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量」公益財団法人長寿科学振興財団
(※4)厚生労働省 e-ヘルスネット「間食のエネルギー(カロリー)」
[文:あんしん漢方]
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あんしん漢方薬剤師 山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。