【ヤクルト】FAの茂木栄五郎を獲得で若手への“起爆剤”となるか 内野ならどこでも守れる「万能選手」への期待度
ヤクルトは茂木獲得によって若手への起爆剤となるか(C)産経新聞社
ヤクルトは12月5日、楽天から国内FA権を行使していた茂木栄五郎について基本合意に至ったことを発表した。今オフFA権を行使した9選手の中で移籍第1号となり、10日には入団会見も行われる予定だ。
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30歳の茂木は楽天で1年目から遊撃のレギュラーとして台頭。今季は46試合に出場して打率.265、1本塁打、8打点の成績だったが、近年は若手の台頭もあって出場機会が減少していた。それでも内野の全ポジションを守れる器用さと打撃技術には定評がある。
2年連続リーグ5位から巻き返しを図るチームにとって、2014年オフの大引啓次(日本ハム)、成瀬善久(ロッテ)以来10年ぶりのFA補強。内野は二塁の山田哲人が来年33歳を迎え、三塁の村上宗隆は来オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指しているだけに、貴重な「万能選手」としての期待は高い。
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