【巨人】オドーアにはなくてヘルナンデスにあったもの 12戦連続安打中、6月好調な「.352」 高木豊氏が指摘した 助っ人好調な要因とは

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 オドーアとヘルナンデスの違いについても高木氏は考察。

 「大きな違いは無駄な時間がなかったということ」とコメント。ヘルナンデスに関しては合流がシーズン中と即実戦だったことで、「結果を出していくしかない そこに集中できたということが1点良かった」と試合でいかにパフォーマンスを残すかに集中できたことが良かったとした。

 逆にオドーアは本格稼働する前に帰国となったことには「性格的なもの」もあるとして、日本球界へアジャストするにあたって「ストレスがかかる生活があったのかな」と思いやった。 

 またヘルナンデスの打撃の特性に関しては「力みがない」ことで常に平常心が保たれ、冷静に打席で投手と向き合えていることで「非常にバランス良くバットが振れている」とした。

 交流戦から彗星のごとく現れ、注目のバッターとなっていることで今後、他球団のマークが厳しくなることも予想されるが、この点に関しても「マークは厳しいけど四球とれるから。走力もあるし、非常に(他球団にとっては)やっかいな選手を獲ってきた」と継続したパフォーマンスに太鼓判を押す場面も。右の強打者として、相手の右、左の投手に関わらず、コンスタントに成績を残せていることも起用に安定性をもたらしているとした。

 今後の打撃には波があることも予想されるとしながら、「とにかくあせらないこと」と背中を押した高木氏。

 走攻守すべてに懸命な姿勢ですでにジャイアンツファンの心もがっちりつかんだ新助っ人。V奪回への使者となれるか、躍動した姿が今後も期待されそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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