「日本では考えることを学んだ」助っ人左腕エンジェルベルト・ソトが語る、日本球界から受けた影響とこれからの夢【前編】
NPBでは、招待選手として中日の春季キャンプへの参加から始まり、テストを経て契約を勝ち取るも、そこから4シーズンの間には故障にも苦しみ、2軍落ちや移籍も経験した。異国での4年間、苦難を乗り越えながら過ごした日々の中でも、多くのことを学んだという。
「日本では色々なことを経験できたのですが、特に『考える』ということを教えていただきました。プレーを向上させるために、パワーだけではなく細かい部分まで変える、研究するという姿勢が重要であると強く感じました。また、そのために、人の話にしっかりと耳を傾けるなど、チームメイトやコーチとのコミュニケーションの大切さにも気づくことができたんです」
最後に、ソトがこれから実現を目指す夢を語ってもらった。
「私は野球を通じて、多くの人々と出合い、色んな文化を知ることができました。それは引退後の現在も同じです。子供たちに競技としての技術や魅力はもちろん、野球に携わることで、人生が豊かになることを伝えていきたいですね」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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