「やはり大谷翔平」元西武メヒアがWBC侍ジャパンに太鼓判!NPB時代の”苦手投手”も告白
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2014年から2021年まで西武で活躍したエルネスト・メヒア。「メヒアサマサマヤ~!」の掛け声で球場を沸かせた頼れる助っ人だ。現在はアメリカで過ごすメヒアに、8年間過ごしたNPBの最強選手やWBC日本代表の印象を語ってもらった。
メヒアはNPB在籍8年間で738試合に出場し、通算成績は打率2割4分2厘、142本塁打、406打点。NPB加入初年度に、シーズン途中入団ながら本塁打王を獲得した大砲は、日本の野球の強みをこう見ている。
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「アメリカや南米はパワーの野球で、長打だったり、ピッチャーはスピードのある球を投げるとか、そういった野球です。ランナーを積極的に動かすような攻撃はあまり考えていません。日本のいいところは、一人一人が一つ一つのプレーを大事にする野球をするところです。足もあるし、肩も強いので、色々なことができます」
ナイスガイな人柄と電車通勤という気さくさでファンにも愛された助っ人だが、幾度となく起死回生の逆転弾を放つなど、相手チームからすると恐怖の存在だった。そんな最強助っ人でさえ恐れた存在がNPBにはいる。
「素晴らしい選手はたくさんいますが、その中でもソフトバンクの柳田(悠岐)は驚きました。ものすごくパワーがあって、スイングからすごく飛ばすだろうなとわかります。どの角度でもホームランを打てるバッターですし、コンパクトにボールに当てることもできます。あとはやはり、大谷翔平ですね。大谷が日ハムにいた時から自分の目で見てきましたけど、みんなわかっている通り、大谷は素晴らしいバッターです。ピッチャー大谷との対戦もありますが、ピッチャーとしても簡単なものではなかったです」
そう話すメヒアだが、日ハム時代の大谷から逆転ホームランを放つなど、何度か値千金の大谷撃ちをしている。
「大谷は間違いなく素晴らしいピッチャーです。他にも、ピッチャーだとソフトバンクの千賀(滉大)や森(唯斗)、楽天の則本(昂大)などは印象的でしたね。森に関しては一番成績を残せなかったピッチャーだと思います」