2週連続メジャーがいよいよ今夜幕開け!「エビアン・チャンピオンシップ」出場の日本勢に大会直前インタビュー

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■鈴木愛

写真/GettyImages

Q.全米女子オープンで大健闘(22位タイ)でした。あれから今日まで何か準備されましたか?
「全米の最終日の残り2ホールが悔しかったので、日本に帰って、サントリー(宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント)でその2ホールを埋めたいと思っていた中で、2週連続で優勝が出来たので、すごく自信になりました。なかなか優勝できない中でのサントリーの優勝だったので自信も持ち直しましたし、モチベーションも上がったと思います。」

Q.すごく良い感じでこの大会を迎えていると思いますが、具体的に自身のゴルフはどうですか?
「全米の時よりモチベーションは高く来ていますし、パターが今、良い感じです。後は(ライン)読みだったり、芝目があると聞いているので、そのあたりが上手くいけばパッティングが入ってくると思います。」

Q.14歳の時に初めてこのコースでラウンドしたという事ですが、その時の印象と今回の印象はどうですか?
「結構コースが改造されていて、当時の印象が残っているホールが半分も無いです。ですが、すごく印象に残っているホール、特にアウトコースはそのまま残っているところが結構あって、景色を楽しみながらいけるホールもあって、14歳の頃を思い出しながら回れました。」

Q.今、調子が良い中で、どのあたりを目標にしますか?
「思ったよりコースが長かったし、グリーンのアンジュレーションもかなりきついです。打っていくグリーン面がすごく大事だと思いましたし、入るラインだったり、外してはいけないポジションだったりというのがすごく多いので、それを考えながら出来れば、ボギーは少し減っていくのかなと思います。初日から飛ばさずに、だんだん調子を上げていきたいので、落ち着いて初日からやっていきたいと思います。」

Q.海外挑戦で、特に日本とは違う準備をしていることは?
「今週、アプローチはしっかり練習していて、ラフが日本とは違うのはありますけど、あまりアプローチが日本で良くなかったので、今週は特に入念にやっています。コースも長いので、グリーンを外すところが多くなると思うので、そのあたりをいつもより練習しています。」

Q.メジャー2連戦ということで体力を使うと思いますが、今週はどのあたりを目指しますか?
「全米よりは上に行きたいなと思います。あと、今週シャネルで結構買い物したし(笑)、来週(全英AIG女子オープン)の経費も結構掛かっているので、たくさん稼ぎたいと思っています。」

■比嘉真美子

写真/GettyImages

Q.初めてのエビアンですが、コースはどうですか?
「コースは戦略性が高いです。ティーショットからパットまで、気が抜けない18ホールになっていて、かなり頭を使うコースになっていると感じています。」

Q.画面で見るのと違い、グリーンなどは難しいですよね?
「そうですね、すごく細長くて、5ヤード幅くらいに打っていかないと、グリーンを外してしまうという傾斜の強い縦長のホールもかなりあるので、常に緊張感を持ってラウンドしなければと思っています。」

Q.今週、来週とメジャーが続きますが、意気込みを聞かせてください。
「エビアンは私の姉夫婦が近くに住んでいます。シーズン中に家族と過ごせることはなかなか無いので、ゴルフも一生懸命頑張って、それ以外は家族とともにリラックスして過ごしたいと思っていたので、エビアンの切符を掴むことが出来てすごく嬉しいです。そして、2週メジャーが続くことも初めての経験ですし、毎回、メジャーに出るたびにいろいろな刺激があり、成長させてくれる大会ばかりなので、この2週間は、コースはもちろんですが、自分がどれだけ変わっていけるかも楽しみのひとつです。」

Q.調子はいかがですか?
「ここに来るまで、日本ツアーではなかなか良いプレーが出来なかったのですが、少し休憩をはさんで、このエビアンの週になって、少しずつ調子も上がってきているので、すごく楽しみです。」

Q.ここのコースはショットを5ヤード、3ヤードのところに打っていかなくてはいけないホールが多いですが、精度はどうですか?
「その幅(3ヤード)に自信を持って打っていけるかというと、少し不安がありますけど、キャディーをやってくれる姉の旦那さんがここの出身なので、すごくこのコースを知り尽くしていて、大きく力になってくれると思うので、キャディーを信じて、自分を信じていけば、良いスコアも出るのではと思います。」

Q.18番がパー4からパー5になりましたが、セカンドショットはどうですか?
「ティーショットが上手くいけば、セカンドはエッジまで210(ヤード)ぐらいで届くので、かなりチャンスホールになると思いますが、ティーショットがかなり狭いので、ラフに行くのか、フェアウェイに置けるのかで、すごくギャップがあるような18番になっていると思います。」

Q.どこのホールも木が大きく、せり出しているので、球筋も大切ですよね?
「そうですね。ティーイングエリアからフェアウェイに抜けるまでの空間がすごく狭いホールが多いです。自分の球筋だったり、イメージをかなり強く持っていかなければ、ティーショットはうまくいないので、イメージは重要になってくると思います。」

Q.画面では伝わらないですが、フェアウェイは狭いですよね?
「ほんとに狭いですよね。抜けてしまえば、広がっているのですが、フェアウェイが半分くらいしか見えないホールもあるので、かなり神経を使いますね。」

Q.みんな、期待しているので頑張ってください。
「はい、ありがとうございます。一生懸命頑張ります。」

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