「なにやってんだ!」大クラッシュに“逆ギレ”のマグヌッセンに同僚も憤怒 F1重鎮もレース運びを糾弾「深刻な問題だ」

タグ: , 2024/5/28

 クラッシュに巻き込まれた同僚ヒュルケンベルグもドイツのスポーツ局『SPORT1』で「怒っている。ケビンには車から降りた時に『何やってんだよ』と言わせてもらった。追い越すには、あの場所は狭すぎるし、速すぎる」と激怒したマグヌッセンのレース運び。これにはF1の重鎮も黙っていない。

 レッドブルのアドバイザーを務めているヘルムート・マルコ博士は、ドイツのスポーツ専門放送局『Sky Sport』で国際自動車連盟(FIA)が、今回の一件をレーシングインシデント(レース中のやむを得ない事故)により「処分なし」とした判断を「こんなに早く解決したとは驚きだ」と批判。マグヌッセンを“無罪放免”とした決定に怒りをぶつけた。

「危険があり、深刻な問題だ。そして他方では損害もある。その(大破したマシンの)額は200万(ドル=約3億1400万円)から300万(約4億7100万円)に上るんだよ。それは我々の予算上限に大きな影響を与える」

 伝統のレース場で起きた騒動は、その後の判定を含めて議論は尽きそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






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