「多くのメンバーはエアコンがなかったら大変そうでした」パリ五輪選手村のエアコン問題 体操代表監督の”実感”に「選手の体調管理が大事」【パリ五輪】
今回の選手村では地下水を利用した床下冷房を採用。大会組織委員会は室温を23~26度に保てると明言していた。
「史上最も環境にやさしい大会」を掲げる中、エコの観点から床下冷房が採用されたが、近年はパリでも猛暑を記録することから、米紙『Washington Post』が「床下に冷水を流すだけでは限界がある」と指摘するなど、異論の声も上がっていた。
今回の冷房設置問題は各国の判断となり、資金力にとぼしい国は予算を組めないなども指摘されているとあって、果たしてアスリートファーストとなっているか、今後も議論を呼びそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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