「王様のように暮らしたい」エアコン不備の選手村に米体操選手たちが“不満”を吐露「とても暑い。空気が循環しない」【パリ五輪】
米紙『USA Today』の取材に応じた米男子体操代表のフレデリック・リチャードは「みんな、何らかの不満はこぼしている」と正直に告白。「僕らは普段の自分の部屋のように心地よく過ごしたいだけなんだ」と訴えている。
「ここはオリンピックなんだ。僕らにとって最大級のイベントだ。だから、せめて選手村では王様のように暮らしたい。それが僕の基本的な考え方だ」
さらに同じく米男子体操代表のアッシャー・ホンは、母国代表のエアコン発注措置について、「エアコンがあって本当に良かったと思う」と吐露。チームメイトとシェアしているという室内の環境について「正直とても暑い。空気がなかなか循環しないんだ」と感想を語っている。
大会が本格化し、各国選手の入村が相次いでいる。そうした中で選手村の環境にいかに馴染めるかは、大会で最高の結果を得るためのカギともなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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