「悪知恵」が働きやすい最速ラップポイントの廃止は妥当 予選のポールバトルに”価値”を与えては?

タグ: , 2024/10/22

 F1で導入が常に検討されているのは予選のポールポジションに与えられるポイントだ。米インディカーシリーズではすでに採り入れられているが、国際自動車連盟のシリーズでも仏ルマン24時間レースを主軸に置く世界耐久選手権ではポールシッターに1点が与えられている。

 F1で事実上の予選レースとなっているスプリントでも上位フィニッシュした選手に点が付与されているが、現在は予選でも決勝でもない中途半端な存在になっており、スプリントを行うグランプリは数か所に限られ、他よりもレースウイーク中により多くの点数をもらえることから、ファンからの評判もあまり良くないという。だからこそ予選のポールバトルを正々堂々と土曜のメインイベントに据え、上位にポイントを与えて評価する方が万人に支持されるのではないか。

 モータースポーツはレースウイーク中のパフォーマンスが公平に年間ポイントに反映されることが求められる。ファステストラップポイントは「悪知恵」が働きやすいシステムでもあり、廃止されて当然といえる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】トヨタがF1へ事実上の再参入 ハースと提携でマシン開発に参画

【関連記事】ペレス離脱危機、マルコ博士が「若手起用」が理想と発言 各国メディア反応「物語は予想より早く終わる可能性も」

【関連記事】次戦アメリカGPがレッドブルの”最後の山場”か フェルスタッペンも不満を漏らす「バランス」と「直線スピード」が鍵に

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム