プロ2年目シーズンに臨む阪神・森下翔太 高木豊氏が指摘する「フォーム改造の分岐点」とは

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 また昨年存在感を示した森下については新フォームに関して「自分のものになっていないかわからないけど、練習と試合では形が違うんだよね」とコメント。取り組んでいるフォームがまだ試合では一定していないと指摘する場面も。

 その上で岡田監督も「結果を見て判断しないと。彼らが考えたことだしね」と個々の取り組みを認めていたとした上で、あまりに結果が伴わないようでは、どこかのタイミングで元のフォームに戻す必要性も出てくると指摘。

 その〝分岐点〟に関しては、「本人が納得した結果がついてくるのか」、「チームに求められる結果がついてくるのか」によって、変わってくるとして、今しばらく本人のチャレンジを見守りたいとした。

 その上で高木氏は今回の森下の取り組みに関しては、「自分が考えてアレンジして、結果を残していくのは大事なことなんで」とプロ野球人生を送る上では非常に大事なことを行っているともコメント。球界OBの立場から寄り添う姿勢も見せた。

 今回のフォーム改造が実を結ぶことを「祈っている」としながら、「できなかったときに戻すのは大事だから」と冷静に取り組むことを求めた。

 昨年38年ぶりの日本一を果たしたチームでは指揮官も長打力を求めている。ともに一発がある佐藤、森下のパフォーマンスは連覇を目指す上でも大事なピースとなる。両選手の開幕への道筋も注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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