「私の娘は女だ!」”性別問題”の女性ボクサーの父が釈明 相次ぐ誹謗中傷に胸の内を明かす「嘘をついていない」【パリ五輪】
「私の娘は6歳のときからスポーツが大好きな女の子だ。戸籍にも『1999年5月2日、イマネ・ケリフ、女性』と書いてある。ここにハッキリと書いてあるんだ。読んでくれ。これは公式な文書だ。嘘をついていないよ」
ハモリ戦後に目を潤ませながら、「私の置かれた状況はすべての女性の尊厳に触れる。IBAは私を不当に扱ったが、神は私とともにいる。神は偉大だから」と語ったケリフ。その表情は実に切実には映った。
現地時間8月6日にはチャンチェーム・スワンナーペン(タイ)との準決勝に臨む。果たして、彼女は力強く、そして自らの価値を証明するパフォーマンスを見せるのか。一挙手一投足に世界中の熱視線が注がれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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