「息をのむ逆転劇」日本に逆転で敗れたフィンランドの国内メディアが日本の奮闘と3Pの精度を称賛「終了間際に実を結んだ」【バスケW杯】

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第4クオーターに35点を挙げた日本。河村の勝負強さが光った(C)Getty Images

 8月27日、沖縄アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」グループE第2戦が行われ、日本代表(世界ランク36位)がフィンランド代表(同24位)と対戦し、98対88で今大会初勝利を挙げた。

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 第1クオーターでは日本が22-15と7点のリードを奪うも、第2クオーターでフィンランドが逆転、36‐46と10点差をつけられ試合を折り返した。その後もフィンランドの攻勢が続き、10点差のまま第4クオーターを迎える。ここから日本は富永啓生、河村勇輝の3ポイントなどで追い上げ、残り5分を切ったところで河村が切り込んでファウルを貰いながらシュートを沈め、さらにフリースローも決め逆転に成功。そこから日本がリードを広げ、最後まで逃げ切った。

 自国開催のワールドカップで、格上のフィンランドを相手に劇的な白星を挙げ、日本は1次リーグ突破へ望みを繋いだ。一方で、敗れたフィンランドは初戦のオーストラリア戦に続いての連敗。この日の結果には自国メディアもショックを隠し切れない様子で伝えている。

 フィンランドの日刊紙『HBL』は試合終了後、公式サイト上で「青と白の夢は沖縄で散った」と銘打った記事を配信した。「フィンランド男子バスケットボールチームは、ワールドカップ2日目にして不運な結果に終わり、オリンピック出場への希望も打ち砕かれた」と自国代表チームの結果を報じている。

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