「日本の強さを称えなければ」再び奇跡の逆転劇を演じた日本代表に中国メディアも脱帽「比べ物にならない」【バスケW杯】
1次ラウンド第2戦のフィンランド戦に続くアップセットで、今大会2勝目を挙げた日本。他国の結果により、パリ五輪の出場権を獲得は持ち越しとなったが、9月2日に行われるカーボベルデ代表(同64位)戦に勝利すれば、アジア勢最上位となり、自動的に出場権を手にする。
大舞台にまた一歩近づいた日本の快進撃は、海外とりわけ五輪出場権を争うアジア諸国のメディアでも大きな話題となっている。中国のスポーツメディア『捜狐』は「比江島と河村が日本を覆った勝利への不安を払拭させた」とベネズエラ戦を速報。そのなかで「重要なゲームでの逆転劇によって、日本は五輪出場をほぼ確定させた」と力強い試合運びを見せたライバルに脱帽した。
また、同じく中国メディア『新浪体育』の取材に応じた地元解説者のシュー・ジンユー氏は、「我々は日本の強さを称えなければいけない」とコメント。母国代表の現状について「今大会の中国はあまりに酷い負け方を繰り返してしまったのが残念だ」としたうえで、「日本は以前とは比べ物にならないぐらいに強くなっている。厳しい試合を目の前にしても、逆転できる空気を作れているのは本当に素晴らしい」と絶賛した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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