救援失敗、痛恨のダブルエラーで黒星の日本ハム 失点の要因となった「イニング跨ぎ」の難しさを球団OBが分析

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 岩本氏は「リリーフで登板し、ピンチを押さえベンチに戻った後、もう一度、自分で気持ちを盛り上げるのは非常に難しい」と自身の経験も語っており、6回に本塁打を打たれた池田の投球については「ホームゲームの6回はグラウンド整備などが入ることで球場の空気が一新される」ことなどを理由に挙げ、5回からの続投が簡単ではないと指摘した。

 さらに延長11回から救援となった杉浦にも「11回を押さえてベンチに戻った後、『次(の回)も行くよ』と言われていたのか、これはポイントだと思った」と起用法に言及。加えて「(続投を事前に)言われていたのかどうなのか、そう考えてしまうくらい12回の姿はおかしかった」と見解を述べている。

 その後、杉浦が相手の送りバントをセカンドへ悪送球、バックアップに入ったはずの江越が後逸と失策が重なったことについては「ダブルエラーが決勝点となった」と表情を曇らせていた岩本氏。「エラーは改善できる。次に同じことが起きないようにトライし直していただきたい」として、古巣の選手たちに対し次の戦いへ向け発破も投げかけている。

 この日の敗戦で再び最下位となった日本ハム。初戦を落とす形となったものの、本拠地で戦う西武との残りのカードではファンの前でもう一度、チーム全体が奮い立つ必要があるだろう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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