【日本ハム】貯金9、リーグ首位で交流戦に突入 快進撃を生んだ「ゆとりローテ」の効用とは
新庄監督のチーム底上げにつながる選手起用が引き続き、注目を集めていきそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
開幕から好調を維持し、交流戦前の戦績は29勝20敗(2分け)の貯金9、2位オリックスと2.5ゲーム差をつけ、堂々の首位に立つ日本ハム。
今季はここまで投打が噛み合い、快進撃を続けている。注目は充実の投手陣だ。
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先発陣を見ると、開幕投手を務め、ここまで3完封と圧巻のパフォーマンスを示す金村尚真をはじめ、伊藤大海(6勝)、加藤貴之(2勝)、山﨑福也(2勝)、北山亘基(3勝)、さらには古林睿煬(2勝)、達孝太(2勝)など充実した布陣が揃っている。
そのため、通常であれば中6日でローテーションを回すところ、投げ抹消ともいわれる投手が多くなっている。”ゆとりローテ”となっていることで、余裕を持った登板においては疲労蓄積を防ぎ、長いシーズンを戦う上でスタミナを”貯蓄”することが期待される。
プロ3年目にして、すでに3完封もマークする金村も投げ抹消とするなど、徹底したチーム方針を貫くが、そこには新庄剛志監督の「全員を育てないと」いけないという使命感も見え隠れする。
野手においてもだが、特定の選手だけではなく、多くの選手に目配りをすることで、チーム力の底上げを図っている。
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